ー防犯カメラのお役立ち情報:機能編ー
【防犯カメラ録画デバイスの種類】
防犯カメラ映像は何に録画しているのでしょうか?
防犯カメラ映像の録画は現在主に次の4種類のデバイスで行われています。
1.ハードディスクドライブ(HDD)での録画
大容量で比較的安価な記録デバイスです。現在も録画機の記録デバイスの主流です。1991年には100MB程度の容量しかありませんでしたが、2022年には16TB(テラバイト)が発売されています。概算ですがTBはGBの1,024倍、GBはMBの1,024倍ですので、100MBと16TBを比較すると、16TB≒16,384GB≒16,777,216MBですから、約17万倍の大容量となっています。大容量記録デバイスとしては主流ですが、衝撃や熱に弱いのがデメリットです。
2.ソリッドステートドライブ(SSD)での録画
ハードディスクは回転する円盤に磁気でデータを読み書きしていますが、SSDはメモリーチップにデータの読み書きをしています。HDDと比較して、高速処理が可能・静音性・耐衝撃にも強い・寿命が長いなどの特徴があります。デメリットは大容量になると価格が高くなってしまうことです。
3.SDカードでの録画
身近な記録デバイスとして使われています。小型で持ち運びや取付け・取外しが容易・安価などの特徴があります。デメリットは大容量のものがなく、防犯カメラに取付けて短期間の録画に使用されています。
4.クラウドでの録画
ネットワークの高速化に伴い、クラウド上のサーバーに録画映像を保存するサービスがあります。個人で録画デバイスを持つ必要もなく、録画データの保管・管理もサーバー側で行ってくれるので便利ですが、デメリットはクラウドのサーバー上での保管には、ランニングコストがかかることと通信状態により録画データの伝送に不具合がおこる懸念があることです。確実な録画映像保存には、有線での録画映像の伝送と手元に録画データを置いておくことをおすすめします。
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