防犯カメラ・監視カメラの主な役割や目的は何でしょうか?二つの呼称にはそれぞれの目的により使い分けられています。それではどのような目的で、防犯カメラと監視カメラは使われているのでしょうか?
防犯カメラの役割:犯罪を未然に防ぐ「抑止」が主目的
防犯カメラの主目的は、犯罪を未然に防ぐ「抑止」にあります。カメラが設置されているだけで、潜在的な犯行への威嚇効果を発揮し、不正行為を未然に思いとどまらせる力を持っています。
また、万が一のトラブル発生時には、録画映像が極めて重要な「客観的証拠」となります。近年では設置台数の増加に伴い、警察による「リレー捜査」の重要な手がかりとして犯人逮捕に直結する事例も多数報告されており、現代社会における不可欠な安全インフラとしての地位を確立しています。
<参考>防犯カメラのリレー捜査で詐欺事件がスピード解決
監視カメラの役割:特定の場所や状況を把握する「監視」が主目的
監視カメラの主目的は、特定の場所における「状況把握」と「管理」にあります。具体的には、道路や商業施設の混雑状況、河川の水位、海岸の波の高さ、さらには工場等の計器類チェックまで、多岐にわたる用途で活用されています。 また、監視カメラはリアルタイムの映像確認だけでなく、過去に遡って正確な経緯を確認するために、高精度な録画が行われるケースが一般的です。現在の状況を見守るだけでなく、蓄積された映像データを「運用の改善」や「安全管理」に役立てる役割も担っています。
機器構成の違い:実は「防犯カメラ」も「監視カメラ」も装置は同じ
結論から言えば、機器や装置の構成は防犯カメラも監視カメラも「ほぼ同じ」と言えます。どちらの呼称で呼ばれるかは、あくまで主目的の違いによるものです。 いずれも基本構成は共通しており、主に「1.カメラ」「2.録画機」「3.モニター」の3点でシステムが構築されます。
ただし、実際の機種選定では、カメラの形状(ボックス型・バレット型・ドーム型)をはじめ、照度性能や画角、解像度など、現場環境に応じた緻密な選択が不可欠です。また録画機についても、録画期間やカメラ台数など、設置目的に合わせて最適なスペックを厳選する必要があります。
詳細は下記コーナーで詳しく解説しています。ご参照ください。
「防犯カメラ・監視カメラの主な種類・機能・特徴とは?」